竜の因子を組み込まれた少女。 彼女の家は他の家から独立し独自の魔術を研究していた。 その途中でアーサー王が魔術回路を必要とせず、生まれ持った竜の因子により血液を巡らせ息をするだけで自然と魔力生成を行える魔術師とは次元違いの”生きた魔力炉”と言える存在だと言うことが判明、それを実行するべく竜の因子を母親の中にいた奏へと埋め込んだ。 結果としては半分成功した。少女は息をするだけで自然と魔力生成を行えるようになったがそれ故に魔術が強力になり過ぎ廃棄処分が決定。加えて強力過ぎた因子は少女自身を蝕み一定間隔で心臓に猛烈な痛みが走る。但し無駄に頑丈なため決して死ぬことはなかった。また自殺する事も叶わずとある研究者の元に逃げ込み、其処から生活費を払ってもらい、庇ってもらう代わりに実験体となるという条件で一軒家に住んでいる。隠れ家は何日かに1回、変わる。服には常に魔力を抑え込む術式が編み込まれているブローチを着けている。それが外されると抑え込まれた魔力が放出される。 少女は他人と接する事をなるべく拒み心を閉ざしている。 心を開いた相手には割と感情的になったりもする。命に対しては尊いが儚い、という口癖がある
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